山東エン鉱集団の陝西省楡林100万トン石炭液化モデルプロジェクトが正式操業を開始した。

　同プロジェクトは1日当たりの処理量2,000トンの新型ウォーター・コール・スラリー・ガス化と100万トン級の間接液化油及び発電の複合生産プロジェクトであり、低温フィッシャー・トロプシュ法による液化油合成と石炭ガス化を基礎とする複合生産等のコア技術群は中国国内をリードするだけでなく、世界的にも先進である。
　
　同プロジェクトを進める陝西未来能源化工有限公司の資本金は54億元、うちエン鉱集団が27億元出資して、50％の権益を保有し、エン州煤業公司と陝西延長石油集団がそれぞれ13.5億元出資して、各25％の権益を有する。

　同プロジェクトの第1期は、間接液化油及び化学製品年産110万トン。内訳は、軽油が76％、ナフサが20％、LPGが3.1％、特殊パラフィン0.9％及びDME等の化学品である。

　(新華網 12月19日)

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