業界筋によると、輸送力の不足は依然として石炭供給を制約する重要な要因である。

　10月中旬に国家発展改革委員会(NDRC)経済運行局は鉄道部運輸局並びに交通部水運司と合同で2008年度石炭生産・輸送・需要調整準備対策会議を開き、鉄道部運輸局と交通部水運司の担当者が2008年の鉄道及び水運の輸送力増加の見通しについて説明した。

　鉄道部はすでに石炭輸送に対する輸送力割当を拡大している。鉄道部のウェブサイトによると、鉄道部は10月下旬から、冬季備蓄用、暖房用、日常生活用石炭の輸送に全力を挙げ、発電用石炭の輸送についても引き続き優先割当を行う。


　（中国煤炭資源網 11月22日）