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【電力】

福建省が今年スマートグリッド建設に注力 (12/02/07)
2012/2/16
中国【電力】

 福建省は今年、スマートグリッドの建設を強力に推進する。

 福建省の海岸西岸経済区建設は今年高速発展期に入り、2012年の福建省の電力使用量は前年比13%増の1,715億kWhに達し、最高電力負荷は13%増の2,760万kWに達する。電力需給情勢は楽観を許さない。

 国家電網福建省電力公司が2月7日に明らかにしたところでは、今年は電力網の建設を加速し、110kV以上の送電線を2,182キロ、変電所117基、容量1,108万kVAを稼動させる計画。また、110kV以上の送電線2,528キロ、変電所96基、容量1,410万kVAに着工する。

 電力網の建設を加速させると同時に、スマートグリッドの建設も強力に推進する。アモイのスマート配電網総合モデルプロジェクトを加速し、福州配電網自動化実験プロジェクトを完成させ、泉州配電網自動化プロジェクトを始動する。また、36億元投じて、都市電力網の建設を強化し、市街区の電力供給信頼度を99.95%に高める。

 2011年に福建省のスマートグリッドプロジェクト建設は段階的な成果を上げた。福建省ではすでに先農、柯井、西郊などのスマート化変電所が稼動し、省クラスのスマートグリッド指令技術サポートシステムと地区電力網運転集中監視制御システムの稼動も始まっている。アモイ配電網自動化プロジェクトが先に検収試験にパスし、福州配電網自動化プロジェクトも全面的に完成した。スマートグリッドプロジェクトの完成と稼動によって、電力系統設備のスマート化水準をより一層高め、電力網の安全で安定した運転を保障している。

 (中国新聞網 2月7日)