高速発展から緩やかな歩みへと、風力発電産業はすでに調整期に入っている。電力グリッドの停滞という足枷や余りにも急速な成長によってもたらされた生産能力過剰などで、風力発電の発展が「攻勢」から「守勢」「雌伏」へと転換することは否定できない。

　しかしながら、洋上風力発電には風力発電産業全体の影響が未だ及んでおらず、抜きん出た勢いを示している。《新興エネルギー産業発展規画》によると、第12次5ヵ年規画期には中国の洋上風力発電計画容量を500万kWとし、2020年には3,000万kWとする計画である。すなわち、洋上風力発電は今後数年、急速に成長することになり、そのことは最近次々と始動する洋上風力発電プロジェクトによってますます顕著になっている。

　（人民網 2月13日）