トルクメニスタン大統領ベルドイムハメドフは22日、CIS加盟国政府首脳理事会に出席した各国首相の前で、トルクメニスタン、カザフスタン、ロシアの3国は「中央アジア−中央」環カスピ海天然ガスパイプラインの現代化を進めて、年間輸送量を200億m3に拡大すると表明した。

　ベルドイムハメドフ大統領は、関連工事はすでに着工されており、同工事には上記3ヶ国以外にウズベキスタンも参加することを明らかにした。

　今年5月、ロシア、トルクメニスタン、カザフスタンは既存の環カスピ海天然ガスパイプラインの改造と新規パイプラインの敷設に関する共同声明に調印していた。ベルドイムハメドフ大統領は、今回のプロジェクトが完成すれば、地域の天然ガスパイプラインはますます発展すると強調した。

　(中国油気管道網 11月23日)