ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長は12日、EUは原油市場の投機取引を制限する監督管理規則を制定する方向で検討していると表明した。

　バローゾ委員長は、EUは世界の原油市場の監督管理に関するいかなる提案をも検討するとともに、エネルギー市場において市場が主導する方式を確立することを強調した。これより先、OPECは、投機行為によって石油価格が押し上げられ、1バレル100万ドルの水準に接近していると表明していた。

バローゾ委員長は、EUはOPECとの協力によって透明性を高めるよう希望していると述べた。

　（中国石化新聞網 11月13日）