中国石油天然ガス集団(CNPC)はトルファン・ハミ油田公司がシェルとヘスの2社と三塘湖盆地シェールオイルを共同で開発することに同意した。

　トルファン・ハミ油田公司は2010年、CNPCにシェールオイル共同開発の意向を提出し、支持を得ていた。すでに協力事業建議書の評価作業も終えており、目下協力鉱区の区画や探査段階の指標などについて交渉を進めている。

　探査期間は外国側がすべて出資してリスクを負う。開発期間は双方が共同で出資し、比率に応じて分与する。今回の協力は、非在来型石油ガスの探査開発面で外国の先進技術、生産方式や管理モデルを導入することが主な目的。三塘湖盆地のシェールオイル高速・高効率開発を進め、技術とノウハウを蓄積する。

　三塘湖盆地は石油資源が豊かであり、トルファン・ハミ油田公司は短期的には500万トン、長期的には1,000万トンが目標。

　（財新網 4月6日）