中国国土資源部の官僚がオフィシャルサイトに発表したレポートによると、中国の昨年の国内シェールガス投資は14億元であった。

　国土資源部副部長兼中国地質調査局長の汪民氏は、中国政府の昨年のシェールガス部門への投資は1億元、一方、中国の石油・天然ガス企業のシェールガス投資は13億元であったと述べた。同氏によると、中国のシェールガス探査開発投資は極めて少なく、昨年の全国石油・天然ガス総投資600億元の極一部に過ぎない。中国はシェールガス部門への投資を増やす必要がある。中国は評価と探査作業を大幅に加速して、より多くの資料と正確な埋蔵量評価を得る必要がある。また、中国はより多くの実験プロジェクトと環境影響評価を実施するとともに、インセンティブ措置を策定しなければならない。

　同レポートによると、中国のシェールガス資源ポテンシャル（青海とチベットを除く）は25兆m3に上る公算である。これは中国国内の在来型天然ガス埋蔵量に匹敵する。

　（中国石化新聞網 5月2日）