国家能源局は、石炭の老朽化生産能力を淘汰し、石炭開発方式を転換して、石炭産業の科学的発展を促進するため、《2012年石炭産業老朽化生産能力淘汰作業に関する通達》を公布して、全面的に部署を行った。

　2012年中に老朽化炭鉱625ヵ所、老朽化生産能力2,347万トンを淘汰する計画。同通達は、類別指導を堅持して、改造とグレードアップ、合併再編、閉鎖退出等の方法により石炭の老朽化生産能力を淘汰すると強調している。

　違法採掘を行っている炭鉱は断固として閉鎖し、安全の基礎条件が劣悪で改造も難しい小炭鉱については、監督管理を強化し、石炭生産から撤退するよう誘導する。資源の優勢と改造の条件を備える小炭鉱については、石炭企業の合併再編に参加して改造を実施するよう奨励する。また、同通達は、各地方に対し、組織的指導と監督・検査を強化し、効果的な措置を採って淘汰目標を実現するよう求めている。

　（雲南信息報 5月4日）