《2012年金太陽モデルプロジェクト実施計画案》が先日公布された。各地方が上程した計画案と専門家の答申に基づき、財政部、科学技術部及び国家能源局は2012年の「金太陽」モデルプロジェクトの全体規模を1,709MWに確定した。

　「金太陽」モデルプロジェクトは実施からすでに3年になるとのこと。2012年の実施計画案によると、事業機関は省クラス政府の財政、科学技術、エネルギーの所管部局に財政補助金申請書類を提出し、省クラス政府の財政、科学技術、エネルギーの所管部局が審査と集約を行った上で、2012年5月20日までに、財政部、科学技術部及び国家能源局に上程する。

　計画案によると、今年に入ってから太陽光発電システム建設コストの低下が続いている実情を考慮に入れて検討した結果、2012年のユーザー側の太陽光発電事業に当てられる補助基準は1ワット当たり5.5元と確定された。財政部はこの基準をもとに、モデルプロジェクトへの補助金の査定を行った上で、一定比率に従って給付を行い、残りの資金は事業の竣工後に清算する。

　省別の割当に基づき補助金を得る設備容量の多い省・直轄市のランキングは次のようになる。江蘇省272,975kW、浙江139,787kW、広東130,554kW、安徽111,610kW、北京107,672kW等。

　（中国電子報 5月17日）