中国の石炭輸入は全体的に集中傾向を呈している。一般炭の輸入は基本的に東南沿海の7つの省・直轄市に集中し、原料炭の輸入は内蒙古、河北、山東、江蘇、遼寧の5省に集中している。また、無煙炭の輸入は広西、広東、山東、河北の4省に集中している。沿海7省・市の中では広西の一般炭輸入の伸びが最も高く、2009年から2012年にかけて8倍に上昇した。次いで福建、浙江、江蘇並びに上海の一般炭輸入が2〜3倍に上昇した。原料炭については、内蒙古の輸入の伸びが最も高く、2010年には河北を抜いて原料炭の輸入で第1位になり、2009年から2012年にかけて6倍近くにまで上昇した。 2011年に無煙炭輸入の伸びが最も高かったのは江蘇省であり、前年の5.9倍に増えた。次いで遼寧省が3.5倍、福建省が2.2倍に増加した。但し、これら3省の無煙炭輸入総量は相対的に小さい。2011年の無煙炭輸入量が最も大きかったのは広西自治区であり、350万トン余り増えて、輸入量では第1位になった。 (ST国創 7月19日)
中国の石炭輸入は全体的に集中傾向を呈している。一般炭の輸入は基本的に東南沿海の7つの省・直轄市に集中し、原料炭の輸入は内蒙古、河北、山東、江蘇、遼寧の5省に集中している。また、無煙炭の輸入は広西、広東、山東、河北の4省に集中している。沿海7省・市の中では広西の一般炭輸入の伸びが最も高く、2009年から2012年にかけて8倍に上昇した。次いで福建、浙江、江蘇並びに上海の一般炭輸入が2〜3倍に上昇した。原料炭については、内蒙古の輸入の伸びが最も高く、2010年には河北を抜いて原料炭の輸入で第1位になり、2009年から2012年にかけて6倍近くにまで上昇した。
2011年に無煙炭輸入の伸びが最も高かったのは江蘇省であり、前年の5.9倍に増えた。次いで遼寧省が3.5倍、福建省が2.2倍に増加した。但し、これら3省の無煙炭輸入総量は相対的に小さい。2011年の無煙炭輸入量が最も大きかったのは広西自治区であり、350万トン余り増えて、輸入量では第1位になった。
(ST国創 7月19日)