第12次5ヵ年規画期において安全確保を前提に稼動する原子力発電総容量は4,000万kWに達する。

　国家発展改革委員会の趙家栄副秘書長は「2012年エコ文明貴陽会議」において、国家発展改革委員会は第12次5ヵ年規画期に再生可能エネルギーの開発と利用を加速して、エコ文明の水準を高めると述べた。原子力の安全な利用の他にも、1.2億kWの水力発電や1,500万kW以上のソーラー発電所も建設する。

　趙家栄副秘書長によると、政府は「グリーン経済」の発展を高度に重視している。エコ文明を建設し、持続可能な発展を実現する上で「グリーン経済」を必然の道と位置づけている。これは、温暖化ガスを削減し、地球の気候変動に対応するためにも必然の要請である。

　第12次5ヵ年規画期に中国はグリーン開発と省資源型・環境配慮型社会の建設を重要戦略任務とし、エネルギー消費強度を16％、二酸化炭素排出強度を17％、主要汚染物排出総量を8〜10％引下げ、非化石エネルギーの比重を11.4％に高める。

　（新華08網 7月30日）