中国石油化工集団(SINOPEC)の傅成玉董事長(会長)は8月22日、第2回「中国海外投資年会」において、SINOPECの海外資産総額が現時点で6,000億元を超えており、2011年には海外資産が同公司の総資産の36.6%を占めたことを明らかにした。傅成玉董事長によると、SINOPECの投資・貿易・建設サービス等の業務は55の国と地区に分布しており、特に政治的干渉の大きい国でも打開を実現している。SINOPECの海外従業員数は3万人を超え、現地職員はその80%以上を占める。SINOPECの国際化経営のレベルは常に高まっており、2005年にはSINOPEC全体に占める海外分の比率は、資産が10.6%、営業収入が10.6%、利益が0.2%であったのが、2011年には資産の36.6%、営業収入の28.2%、利益の18.7%を海外分が占めるまでになった。 傅成玉董事長は、中国企業が海外投資を進め、国際化経営を発展させるためには、理念、方式、イメージを転換し、企業市民としての社会責任を果たすことが必要であり、そうすることで初めてウィン・ウィンの協力による商業投資を実現できると強調した。 (中国新聞網 8月21日)
中国石油化工集団(SINOPEC)の傅成玉董事長(会長)は8月22日、第2回「中国海外投資年会」において、SINOPECの海外資産総額が現時点で6,000億元を超えており、2011年には海外資産が同公司の総資産の36.6%を占めたことを明らかにした。傅成玉董事長によると、SINOPECの投資・貿易・建設サービス等の業務は55の国と地区に分布しており、特に政治的干渉の大きい国でも打開を実現している。SINOPECの海外従業員数は3万人を超え、現地職員はその80%以上を占める。SINOPECの国際化経営のレベルは常に高まっており、2005年にはSINOPEC全体に占める海外分の比率は、資産が10.6%、営業収入が10.6%、利益が0.2%であったのが、2011年には資産の36.6%、営業収入の28.2%、利益の18.7%を海外分が占めるまでになった。
傅成玉董事長は、中国企業が海外投資を進め、国際化経営を発展させるためには、理念、方式、イメージを転換し、企業市民としての社会責任を果たすことが必要であり、そうすることで初めてウィン・ウィンの協力による商業投資を実現できると強調した。
(中国新聞網 8月21日)