安徽省政府と華能集団はシェールガスの開発と利用をめぐって戦略協力覚書に調印した。重慶市は先日、全国シェールガス開発の主戦場になるとの目標を打ち出したが、安徽省の今回の動きは重慶に次ぐ地方政府の実際行動になる。

　今回の覚書によると、双方は互恵と共同発展を原則に安徽省のシェールガスの開発と利用を加速する。華能は安徽シェールガス開発の関連作業を準備、推進し、安徽省政府は華能の事業に対し優れたサービスと優遇措置を提供して、より一層良好な環境を創造する。

　安徽省政府の関係責任者によると、安徽省は開発を加速して、シェールガスの産業化を速やかに実現する。具体的には安徽省シェールガス開発利用計画を策定し、公平な市場環境を創造し、各種資本が安徽省内のシェールガス鉱区に入札するよう支援する。また、シェールガス産業チェーンを創出し、シェールガス開発設備の開発を推進し、探査開発事業の進展を後押しする。

　なお、華能集団は安徽省以外にも複数の地方政府と接触しており、早くも昨年にはシェールガス発電に向けた動きを示していた。

　（新華網 8月21日）