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中国
【新エネルギー】

今後1年半内に中国の太陽光発電企業300社が倒産 (12/08/24)
2012/9/3
中国【新エネルギー】

 中国の太陽電池メーカーは急速に台頭したが、価格をめぐる混戦から共食いを招き、政府から科学技術大国転換の模範とされた産業は見る影もない。加えて、欧米メーカーが提起する反ダンピング・反補助金訴訟も今後の販売にとって大敵になる。

 再生可能エネルギーコンサルタントであるFrank Haugwitz氏によると、今後1年半、中国のソーラーメーカーは極めて大きな試練に直面する。債務危機に起因する欧州市場の萎縮以外にも、小メーカーの投資奨励策が既存のメーカーの売上げに打撃を与える。業界関係者は少なくとも300社の小メーカーが生産を停止しており、その他のメーカーも稼働率は50%足らずでしかないと指摘する。ソーラー関連品の価格はここ2年余り暴落している。米国の金融機関Maxim GroupのアナリストAaron Chew氏並びにFrancesco Citro氏によると、2010年から太陽電池用シリコンウェハ価格は73%下がり、太陽電池は68%、モジュールは57%下がった。

 Eurostatの統計によると、2011年には中国から欧州への販売額は5年前の10倍になったが、同じ時期にソーラーパネルの単価は大きく下がった。尚?電力控股(Suntech Power Holdings)や英利緑色能源(Yingli Green Energy Holding)等の大手メーカーはいずれも上半期赤字であり、赤字額は合計2.5億ドルに上っている。

 (北極星電力新聞網 8月24日)