中西部の省・自治区・直轄市における企業合併再編工作をテーマとする座談会が太原市で開かれた。同会議は企業の合併再編が実質的に進展するよう全力で推進することを求めた。

　経済の下振れ圧力が増す中、今回の会議は、国が中西部地区における資源の統廃合と企業の合併再編を推進する重要なシグナルを伝えるものになった。このことは構造転換を進める山西省にとっても朗報である。

　企業の合併再編は、産業構造を調整し、成長方式を転換し、産業の競争力を高める上で重要な措置になる。山西省はすでに炭鉱企業合併再編と石炭資源の統廃合を円満に完了し、石炭産業の集中度と規模を一層高めて、石炭をベースに多元的な発展を進めるための基盤を固めるとともに、全国石炭産業の構造調整と体制的革新のためのノウハウを蓄積した。今年7月には《山西省の石炭企業と電力企業の協調的発展促進実施方案》を示達して、火力発電企業と石炭企業が相互の資本参加や再編等により新たな石炭電力複合経営企業を設立することを奨励した。山西省の石炭並びに電力産業の転換と飛躍的な発展過程において、合併再編による統廃合はすでに突出した効果をもたしている。

　厳しい市場競争情勢と産業不振の中では、単独で持ちこたえようとすることは決して上策ではない。合併再編こそが上策であり、低コストでの拡張を実現出来る。また、企業がチャンスを掴み、産業チェーンを延伸させ、拡大強化の目標を達成するにはそうするしかない。

　（山西新聞網 8月25日）