中国証券監督管理委員会先物監督管理一部の劉雲峰副主任は、中国証券監督管理委員会が取引所の炭素排出権先物取引について研究と実証を進めていることを明らかにした。今後発展改革委員会との調整と協力をさらに強化して、炭素排出権取引の研究調査を深め、現物市場と監督管理面における中国証券監督管理委員会の優勢を発揮して、炭素排出権の内在規律を総括し、統一的な炭素排出権取引市場を確立し、もって経済社会の発展方式の転換を促進する。

　劉雲峰副主任は次のように表明した。炭素排出権と先物市場の協調的な発展を進め、多層的な炭素市場システムを共同で構築する。外国の排出権取引システムの建設ノウハウを参考に、炭素排出権取引と取引市場発展の一般規律を総括し、中国の実際の国情に適した炭素排出権取引市場を模索し、現物と先物、場内と場外を互いに結び付ける多層的な炭素排出権取引システムを構築し、市場化方式によって炭素排出権資源の有効な配置を実現し、温暖化ガス排出コストをカットする。

　（証券日報 9月3日）