2012年度中国国際輸入製品商談会からの情報によると、近年、工業化と現代化の急速な進展に伴い、中国の重要戦略エネルギー製品の輸入量が急速な増加傾向を示している。2011年の輸入量は、原油2億5,255万トン、石油製品1億8,332万トン、石炭と褐炭2億2,237万トン、液化天然ガス1,221万トンとなり、2007年以降の年平均伸び率は、原油11.4％、石油製品37.7％、石炭と褐炭44.1％、液化天然ガス43.1％となった。

　中国国際輸入製品商談会に出席した商務部対外貿易司の王受文司長は次のように指摘した。中国は輸入製品構造の最適化をさらに進める。商品構造において大口製品輸入の安定と誘導を図り、先進技術設備、中核部品やエネルギー・原材料の輸入を積極的に拡大し、「2種類の市場・2つの資源」を活用することによってエネルギー資源の拘束を緩和し、中国経済の持続可能な発展を促進しなければならない。

　（北極星火力発電網 9月13日）