河北省廊坊新興産業実証区は北京益聖恒通投資管理有限公司並びに廊坊市国土土地建設投資有限公司と、最新世代のPV産業クラスターと新エネルギー産業基地事業について協力協定に調印した。

　この事業では、主に物理法によるソーラーグレードポリシリコン及び関連新エネルギー製品の研究開発と生産を進める。技術プランによると、主に「方城」物理法（訳注：河南省方城県の迅天宇科技有限公司のポリシリコン事業において採用された純度99.9999％以上のポリシリコン生産技術）によってポリシリコンの純度を高める。この工法は完全な自主知財権を有しており、現在採用されているドイツシーメンス社の化学法による改良型ポリシリコン純化技術に比べると、投資強度、用地面積、環境保護、安全性、単位当たりのエネルギー消費やコストなどすべての面において革命的な打開を実現し、環境配慮・グリーン型ソーラー産業の急速かつ健全な発展を推進する。

　本事業は総投資額100億元、5期に分けて実施する。うち第1期の投資額は6億元で、完成するとソーラーグレードのポリシリコン及び関連新エネルギー製品を年間6,000トン生産する。プロジェクトが全て完成すると生産能力は年間10万トンに達する。

　（燕趙都市網 10月10日）