国家発展改革委員会エネルギー経済発展戦略研究センターの姜●民副主任は「第2回アジアシェールガスサミット上海2012」において、中国のシェールガス開発は非常に大きい投資需要を喚起し、2020年にはガス井試掘の資金需要だけでも4,000億元を超えるとの予想を示した。

　姜副主任によると、中国の削井済みのシェールガス井はわずか63坑で、米国の0.07％に過ぎない。しかも、その多くは実験的な性格のものである。ガス井の建設費は高く、垂直井1坑は1メートルにつき2万ドルの資金を要する。水平井は1メートル3万元になる。深度3,000メートルのガス井のボーリングには約1億元を要し、2020年に2万坑のボーリングを行うとすると、4,000〜6,000億元の資金が不足する。

　パイプラインの建設についても、中国の天然ガス基幹パイプラインは4.9万キロで、米国の約10分の1に過ぎず、インフラ投資には数千億ドルの投資を要すると、姜副主任は指摘した。

　（新華08網 10月17日）

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