10月17日に開かれた「第2回アジアシェールガスサミット上海2012」において、華電工程集団公司の副総工程師兼石油ガス開発分公司総経理（社長）の王成章氏は、華電が第2回シェールガス探鉱権入札参加に前向きであることを明らかにした。

　王成章氏によると、華電集団はシェールガス開発に注目しており、シェールガスを華電の新興産業として、集団の戦略発展計画にも盛り込んでいる。華電は専門の研究チームと研究機関を設け、シェールガスの専門人材を積極的に招聘している。王成章氏の考えによると、華電はシェールガス開発において資金的優越性を備えており、企業の信用と資金調達能力は高い。また、対外協力の面でも優越している。さらに、技術開発面では、華電は自社の科学研究総院を有し、建設技術でも優越している。

　「シェールガス開発は華電集団のガス・電力一体化策を推進する上でも有効だ」と王成章氏は言う。華電は、第12次５ヵ年規画期末には総設備容量に占める天然ガス発電設備の比率を10％前後に高める計画である。また、華電はシェールガス開発をめぐって、すでに貴州、湖南、江西の各省との間で戦略協力を確立している。

　（新華08網 10月17日）