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【新エネルギー】

今後10数年バイオマス発電を重点的に発展 (12/10/31)
2012/11/8
中国【新エネルギー】

 国務院常務会議が10月24日に議決した《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》は、第12次5ヵ年規画期においてエネルギーの生産と利用方式の変革を加速し、省エネ優先戦略を強化し、エネルギー開発の転換効率と利用効率を全面的に向上させ、エネルギー消費総量を合理的に規制し、安全、安定的、経済的でクリーンな現代的エネルギー産業体系を構築することを打ち出している。

 《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》はバイオマスエネルギーについて、秩序ある合理的な利用を進め、バイオマス発電を重点的に発展させなければならないと明確に指摘している。黒龍江、吉林、山東、新疆、河南等の主要穀物生産地区ではソフトバイオマス直接焼却発電とバイオマスガス化発電の秩序ある開発を奨励する。東北、華北、西北、西南等の林木資源が豊かな地区は樹木残余物による発電を適度に発展させる。また、大中型企業がゴミ埋め立て場においてメタン発酵ガス発電事業を建設することを重点的に支援する。

 《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》によると、2015年には中国のバイオマス発電設備容量は1,300万kWに達し、さらに2030年には3,000万kWに達する。

 (北極星電力網 10月31日)