山東省徳州市発展改革委員会からの情報によると、平原県の30メガワットバイオマスコージェネレーション事業が正式に系統連系発電を開始した。山東省最大のバイオマス発電プロジェクトになる。

　本プロジェクトは深圳漢源と韓国GS電力、韓国E-CO社の共同出資により建設された。国が重点的に支援するグリーン・環境保護・クリーン・省エネプロジェクトでもある。発電所はもともと熱併給発電所であったが、2010年9月にバイオマス発電に改造した。第1期18メガワット発電ユニットはすでに系統連系を実現し、年間1億kWhの電力を供給するとともに、暖房面積は120万平米になる。

　本プロジェクトは年間25万トンの各種くずわらを利用して、標準炭換算で12万トンの石炭を節約し、二酸化炭素の排出を10万トン削減することが出来る。売上は1.5億元になり、県の農民に5,000万元の収入をもたらす。

　（国際新能源網 12月11日）