今年公布された《国家戦略的新興産業第12次5ヵ年発展規画》は第12次5ヵ年規画期における中国のバイオマス発電設備規模を1,300万kWとしている。専門家の試算によると、バイオマス設備容量を1,300万kWにすることは、第12次5ヵ年規画期に500〜700件のバイオマス発電所が建設されることを意味する。現在各地に新エネルギー実証プロジェクトが推進されているが、その過程ではいずれもバイオマスエネルギーを対象とする専門発展計画が策定されている。例えば、湖南省は第12次5ヵ年規画期に約50万kWのバイオマス発電所を建設する計画である。また、河北省科技庁は先日バイオマスエネルギー産業技術イノベーションシンポジウムを開催し、今後のバイオマスエネルギー産業の重要技術のニーズやイノベーションの重点を確定した。

　（中国投資諮詢網 12月21日）