1月13日にアブダビで開かれた国際再生可能エネルギー機関第3回総会において、オブザーバーとして参加した中国代表団は中国が国際再生可能エネルギー機関へ年内に正式加盟するよう計画していると発表した。

　中国資源総合利用協会再生可能エネルギー専門委員会主任委員の李俊峰氏は、中国は国際再生可能エネルギー機関への加盟によって、世界の再生可能エネルギー技術協力、貿易障壁の除去やエネルギー利用コスト引き下げを推進し、国内のエネルギー構造調整を促進するよう希望すると述べた。国際再生可能エネルギー機関のアミン事務総長は中国政府の決定に対して歓迎の意を表し、再生可能エネルギーのリーダーである中国の加盟は世界の持続可能なエネルギーという目標を推進するに違いないと述べた。

　中国国家能源局新・再生可能エネルギー司の史立山副司長は、中国はその再生可能エネルギー発展の成果を世界に向けて発信し、ノウハウを共有し、協力を拡大しなければならないと述べた。

　国際再生可能エネルギー機関のレポートによると、2011年に中国が再生可能エネルギー開発に投入した資金は前年比17％増の522億ドルに上り、途上国の総投資額の58.5％を占めた。

　（新華網 1月14日）