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中国
【電力】

黒龍江電力が昨年ロシアから26.1億kWhの電力を購入 前の年の2倍 (13/01/14)
2013/1/24
中国【電力】

 国家電網公司はアムール−黒河500kV送電線(500kVアムール変電所〜500kV黒河整流ステーション)、ブラゴベシチェンスク−愛輝220kV送電線A・B線(ブラゴベシチェンスク変電所〜220kV愛輝変電所)及びブラゴベシチェンスク−黒河110kV送電線(ブラゴベシチェンスク変電所〜110kV黒河変電所)により、2012年にロシアから26.1億kWhの電力を購入した。2011年の12.27億kWhから112.71%、2倍強の増加になる。この20年間の総購入量の35.53%近くを占め、黒龍江省内において石炭を約88.78万トン節約し、二酸化炭素の排出を247.95万トン削減した。環境保護効果は顕著であり、歴史的な打開を実現した。

 2009年の中露間の電力売買再開以降、ロシアからの電力購入は国家レベルに格上げされている。ロシア側との契約の当事者は国家電網公司である。国家電網公司から委託された黒龍江電力公司と所属の黒龍江華源電力開発公司が技術執行者となり、黒龍江華源電力公司の全額出資子会社である黒河市華電経貿有限公司がロシア電力購入の商務管理を担当している。

 2012年1月9日に中露黒河直流連系送電事業が稼動し、アムール−黒河500kV送電線が4月1日から商業運転を開始した。この事業は中国にとって初の国際直流送電事業である。海外からの電力購入事業の中でも電圧クラスが最も高く、送電容量が最も大きい送変電事業になる。1992年に中露両国間の電力協力が始まって以来、中国は累計73.45億kWhの電力をロシアから輸入した。2012年に黒龍江電力公司がブラゴベシチェンスク−黒河110kV送電線とブラゴベシチェンスク−愛輝220kV送電線A・B線経由で輸入した決済電力量は12.7億kWhで、前の年より4,300万kWh、3.5%増加した。アムール−黒河500kV送電線経由では運転開始の4月1日から12月末までに13.4億kWhの電力を輸入し、歴年の総輸入量の18.24%を占めた。

 2012年4月28日、中露エネルギー戦略協力において中露500kV直流バック・トゥ・バック連系プロジェクトの主導的地位を発揮させ、また、ロシア極東地区のエネルギー利用率を高めるため、国家電網公司とRAO Energy Systems Vostokは25年間の「中露長期電力売買契約」を結び、中露500kV直流バック・トゥ・バック連系プロジェクトによってロシア極東地区から中国東北地区へ年間40億kWhのクリーン電力を送ることになった。

 さらに2012年6月、国家電網公司はロシアUnified Energy International, Inc.と《電力協力拡大に関する了解覚書》に調印し、また、ロシアTVELとの間で《国際グリーンエネルギー合弁会社設立に関する枠組協議書》に調印した。総設備容量300万kWのバイオマス発電所と年産50万のバイオマスケーキ又はバイオマスペレットの加工工場を建設し、ロシア暖房ボイラー1,000台の改修を進める計画である。

 2012年12月5日には、国家電網公司とRAO Energy Systems Vostokは《2013年度電力供給量及び電力価格の補充協議書》に調印した。2013年にはロシアからの電力購入を前年比28.35%増の33.5億kWhにする計画である。中露両国はこれを基礎として、ロシアから中国への電力供給規模を拡大し、ロシアの電力グリッドの改造や第三国の電力市場開拓、バイオマス製品やクリーン・エネルギー事業の研究開発並びに建設といった面で引き続き協力を展開し、中露両国の電力・エネルギーの開発と協力を推進する。

 (中国広播網 1月14日)