国家電網公司は、2013年には特高圧を国の第12次5ヵ年電力網規画に盛り込むよう全力を挙げて取り組むことを打ち出した。国家電網公司によると、第12次5ヵ年電力網専門規画は中国の将来の電力網構築プランと発展目標を確定するものになる。国家電網公司はすでに経営区域内の電力網規画をまとめ、国家能源局に提出した。今後は専門チームを設けて、政府部門、関係専門家、諮問機関への働きかけを進め、国家電網公司の電力網規画と特高圧重点事業を国の電力網規画に盛り込むよう全力を挙げて推進する。

　国家能源局が起草する《電力網第第12次5ヵ年発展規画》は、特高圧電力網の問題のため今に到るも未だ公布できないままである。報道によると、同規画は、特高圧発展の構造の確定が鍵になるが、未だ最終案が確定していない。

　国家電網公司によると、特高圧電力網は2013年に全面的な発展と大規模建設の新たな段階に進む。国家電網公司は4件の特高圧交流事業と3件の直流特高圧事業（淮南−南京−上海、浙北−福州、雅安−武漢、蒙西−長沙及び寧東−浙江、錫盟−泰州、蒙西−湖北）の年内着工、4件の交流特高圧事業（錫盟−南京、晋東南−徐州、靖辺−●坊、武漢−皖南）の承認、交流特高圧と直流特高圧の各2件の事業（張北−南昌、南陽−淮南及びハミ北−重慶、准東−四川）の基礎承認を確保して、「三華」（華北・華東・華中）特高圧電力網と「両縦両横」（内蒙古−南京、陝西−湖南の「両縦」と四川雅安−上海と蒙西−●坊の「両横））の基幹ネットワークを速やかに形成する。

　（網易財経 1月14日）

　●…サンズイに「維」