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中国
【石炭】

中国の石炭企業数が減って産業集中度が上昇 (13/01/25)
2013/2/1
中国【石炭】

 中国煤炭工業協会によると、昨年、多数の小炭鉱の閉鎖や合併再編が進められて、中国の石炭企業数が減少し、産業の集中度が上昇した。

 昨年は中国の石炭需給が徐々に緩和し、石炭価格が基本的に安定したため、企業の合併再編は進展を遂げた。全国の一定規模以上の石炭企業数は前の年から1,500社減って6,200社になった。山西省の炭鉱企業は130社に減り、1坑当たりの平均規模は100万トンになった。また、神華、中煤、同煤、山東能源、冀中集団、陝西煤業化工、山西焦煤の7社は原炭生産量が1億トンを超え、その総生産量は全国の28%を占めるまでになった。

 老朽化生産能力の淘汰については、昨年閉鎖された全国の小炭鉱が628ヵ所、技術の改造・高度化が行われた小炭鉱が662ヵ所、合併再編された小炭鉱が388ヵ所に上り、老朽化生産能力9,780万トンが淘汰された。これに伴って産業の集中度が上昇し、昨年の石炭総生産量のうち全国上位8位の石炭企業の生産量が30.2%を占め、比率は前の年より3.2ポイント上昇した。

 (中国経済網 1月25日)