鉄道部は発電用石炭の市場化改革を全力で支援すると発表した。鉄道部はすでに国の関係部門や業界団体、重点企業と協力して《発電用石炭鉄道輸送管理弁法》を制定しており、3つの輸送保障措置を採って、輸送面から改革を全力でサポートする。

　2012年末、国務院は発電用石炭の市場化改革を部署した。

　鉄道部は、発電用石炭市場の改革は、石炭産業と電力事業の持続的かつ健全な発展にとって有利であるだけでなく、鉄道輸送企業の市場化を加速する上でも有利であるとの考えから、この改革の実施を全力で支援するとしている。第1に、発電用石炭輸送の保障度を高め、2013年の発電用石炭輸送力の配置総量が2012年の水準を上回るようにする。第2に、石炭企業及び電力企業との疎通を強化し、鉄道輸送力の調整を迅速かつ的確に行う。第3に、発電用石炭の市場化改革を契機として、鉄道貨物輸送の組織改革を推進し、公開・公正・公平に輸送力を配置して、石炭企業及び電力企業により良いサービスを提供する。第4に、国の料金徴収政策を厳正に適用し、発電用石炭輸送費の徴収状況に対する検査と監督を強化して、不合理な料金徴収を断固撲滅する。

　（中国経済網 1月21日）