5大電力企業の2012年の石炭生産量は合計2.36億トン、2011年に比べわずか1,000万トンの増加に過ぎず、過去数年の急成長の勢いはなくなった。

　2012年の華能集団の石炭生産量は6,859万トン、前年同期比453万トン、7.1％の増加となった。大唐集団は1,300万トン、前年比80万トンの減少。国電集団は6,850万トンで前年比345万トン、5.3％増加した。華電集団は2,513万トン、前年比253万トン、10.0％増加し、中電投集団は6,046万トン、前年に比べ22万トン減少した。

　なお、5大電力集団の2011年の石炭生産量は合計2.26億トンで、2010年に比べ著しく増加していた。各社の石炭生産量の伸び率は、華能集団38.5％、国電集団38.4％であり、華電集団に到っては142％を記録した。一方、2012年の5大電力集団の石炭生産量の伸び率はわずか4.4％であった。

　（中国煤炭科技創新網 1月28日）