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中国
【石油・天然ガス】

エネルギー発展第12次5ヵ年規画で非在来型ガスの地位がさらに向上 (13/01/28)
2013/2/1
中国【石油・天然ガス】

 国務院が1月23日に公布した《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》は、2015年の一次エネルギー消費に占める天然ガスの比率を7.5%にまで高め、天然ガス利用人口を2.5億人にするとしている。また、在来型天然ガスの新規確認原始埋蔵量を3.5兆m3、生産量を1,300億m3とする。

 中国の天然ガス開発は高速発展のレールに乗っており、発電、分散型エネルギー、自動車など応用分野も広がるだろう。同時に、シェールガスや炭層ガス等の非在来型ガスの役割もますます大きくなる。

 《エネルギー発展第12次5ヵ年規画》は、太陽光発電及びシェールガスの探査と開発を強化することを打ち出しており、「2015年までに炭層ガスの新規確認原始埋蔵量を1兆m3、シェールガスを6,000億m3にする。商品化炭層ガスは200億m3、シェールガスは65億m3とする」ことになる。

 また、同規画は、炭層ガス地上開発事業、重点鉱区における炭層ガス大規模坑内回収や21のシェールガス大規模探査開発区など、多くの地区で非在来型天然ガス開発鉱区を建設するとしている。
 
 (中国石化新聞網 1月28日)