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国家電網公司が今年の特高圧投資を倍増 (13/02/21)
2013/3/5
中国【電力】

 国家電網公司が発表した《2012年社会責任報告》は、2013年の電力網投資を3,000億元超とし、うち特高圧投資を昨年の2倍の520億元にすることを打ち出している。

 国家電網公司関係筋によると、雅安−武漢特高圧交流送電線と寧東−浙江特高圧直流送電線の建設が間もなく承認される。年内には7本の特高圧送電線の承認を得て着工する計画である。国家電網公司の計画によると、2013年も電力網投資は3,000億元を突破する。2012年の3,054億元からは伸び率は高くはないが、特高圧への投資は2012年の237億7,350万元の2倍になる。

 国家電網公司の建設中の特高圧プロジェクトには淮南−皖南−浙北−上海、ハミ南−鄭州、溪洛渡左岸−浙江金華の3本(「一交三直」)がある。さらに、2013年には「四交三直」の特高圧送電線7本の建設承認を得て着工する計画である。すなわち、淮南−南京−上海、浙北−福州、雅安−武漢、蒙西−長沙の特高圧交流送電線4本と寧東−浙江、錫盟−泰州、蒙西−湖北の特高圧直流送電線3本である。特高圧建設は投資額が大きく、下流の市場に対する牽引効果が顕著であるため、注目を集めている。

 (新浪財経 2月21日)