シノペック系の新星石油公司に委託した国家地熱エネルギー開発利用研究及び応用技術推進センター（略称は国家地熱研究開発センター）が正式に稼動した。同センターは、国のエネルギー所管部門の指導の下、地熱エネルギー発展戦略・計画及び政策の研究、地熱エネルギー開発利用のキーテクノロジー研究開発及び応用、人材育成や国際協力等の業務を展開する。

　国家能源局の関係責任者によると、中国の地熱エネルギーは豊かではあるが、利用程度は低い。国家地熱研究開発センターは、中国の地熱エネルギー開発利用の技術能力と研究水準を大幅に向上させ、地熱エネルギー産業の発展を強力にサポートすることになる。同センターが国家能源局から起草を委託された《地熱エネルギー応用技術ガイドライン》は近日中に公布される。現在、国家能源局の部署に従って《中国地熱エネルギー開発第13次5ヵ年規画》《中深層地熱エネルギー利用実証区建設方案》や《深層地熱発電試験実証区建設方案》等の起草作業を展開している。

　（中国石化新聞網 3月8日）