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中国
【石油・天然ガス】

北京市が今年70ヵ所の天然ガスサービスステーションを建設 (13/04/05)
2013/4/11
中国【石油・天然ガス】

 3月27日、北京燃気集団の幹部は、年内に北京の四環路と五環路内に70ヵ所の天然ガス補給ステーションを建設すると表明した。天然ガス自動車の1キロ当たりの走行により発生するPM2.5は燃油自動車に比べ93%低いが、ガス補給ステーションの数が余りにも少ないことが天然ガス自動車の普及の妨げになっている。

 北京の完成済みの天然ガス補給ステーションは10ヵ所、北京公交集団は天然ガスを燃料とするバスを約2,500台保有している。昨年9月には中国で初めてLNGをエネルギーとする空調車が正式に運行を開始した。北京燃気集団の幹部は、今年は70ヵ所の天然ガス補給ステーションの他に、LNGターミナルも建設すると表明した。

 自動車の排ガスは主要な大気汚染源の一つになっており、北京のスモッグの要因である粒子物のうち、自動車排ガスが22.2%、石炭燃焼が16.7%を占める。専門家によると、70ヵ所の天然ガス補給ステーションが次々に完成すると、天然ガス自動車は急速な発展期を迎える見込みであり、北京のスモッグの減少やエネルギー構造の最適化にプラスの影響を与える。

 (中国石油集団 4月5日)