4月6日に開催されたボアオアジアフォーラム「シェールガス革命：需給構造を一変する新たな力」と題する円卓討論会議において、アメリカ・メリルリンチの中国エリアCEO任克英氏は、政府の強力な支援があれば、中国のシェールガスの未来は非常に明るいと表明した。

　任克英氏は、中国のシェールガス発展の見通しについて、次のように述べた。米国エネルギー情報局（EIA）の予測によると、中国の可採資源量は1,275兆ft3で米国の埋蔵量に匹敵する。中国政府は具体的な生産目標を発表し、一連の措置も講じて改革を進め、民営企業による中国のシェールガス開発を奨励している。政府は強力な支援を進め、特に発展改革委員会は価格制度の改革を進めており、市場を指針とする価格制度を確立することを目標としている。2015年に全国推進されることになれば、天然ガス価格を大幅に引き上げて、国内のシェールガス生産を促進することが可能になる。

　（南海網 4月6日）