中国企業投資協会、中国再生可能エネルギー学会並びに中国能源網の共催による第9回中国エネルギー投資フォーラムが北京で開かれた。席上、国務院参事で中国再生可能エネルギー協会理事長の石定寰氏は「再生可能エネルギー企業の海外市場開拓に関するいくつかの構想」と題する基調講演を行った。

　石定寰氏は次のように表明した。中国の太陽光発電産業は欧米の反ダンピング・反補助金調査の憂き目に遭い、企業は極めて大きな損失を被ったが、長期的に見ると、欧米市場は依然として成熟かつ安定した市場であり、今なお非常に大きなポテンシャルがある。特に欧州では太陽光発電産業を初め再生可能エネルギー産業が着実な発展を示している。そのため欧米市場は依然として中国太陽光発電産業にとって主要なマーケットである。一方で、アフリカ、中東やアジア太平洋地区など新興市場にも極めて大きなポテンシャルがあることに着目しなければならない。

　（北極星太陽光発電網 4月11日）