重慶能源集団と中国華能集団の子会社である華能国際電力開発公司は株式譲渡契約に調印した。中国華能は重慶のシェールガス開発への投資を拡大する計画である。

　シェールガスは新エネルギーの一種である。重慶のシェールガス埋蔵量と可採埋蔵量は大きく、全国総量の10分の1を占める。中国華能集団は重慶のシェールガス開発の展望に好感しており、2011年10月には重慶能源集団との共同出資により重慶鉱産公司を設け、シェールガスを共同開発することにした。今回、華能国際電力開発公司は重慶鉱産公司の株式保有率を29％から65％に増やし、シェールガス開発への投資をさらに拡大して、酉陽東鉱区を重点的に開発することになった。一方、重慶能源集団は黔江鉱区の開発に重点を置く。契約調印式に出席した重慶市の馬正其常務副市長は、双方が協力をさらに強化して重慶のシェールガスの探査開発を速やかに推進し、重慶に十分なエネルギーを供給することに対して期待を表明した。

　（重慶日報 4月13日）