今月12日、中国華電集団新能源発展有限公司と広州大学城能源発展有限公司の共同出資による広州大学城華電新能源有限公司が発足した。出資比率は華電が55％、広州大学城が45％。

　この新公司は、広州大学城分散型エネルギーステーションを建設する。同ステーションは、中国最大の分散型エネルギープロジェクトであり、設備容量156MW、2基の複合循環ユニットからなり、天然ガスを燃料とする。高効率のガス・スチーム複合循環発電システムを採用し、熱供給、発電、冷気供給の併給を実現、エネルギー利用効率は70〜80％に上る。このプロジェクトが完成すると、広州大学城は現代的なエコシティとして、省エネ・環境保護の面で全国をリードすることになるだろう。

　（国家能源領導小組弁公室ウェブサイト 12月17日）