建設中の原子力発電設備容量では世界最大の中国広東核電集団が「中国広核集団」に名称を変更すると発表した。中国語の略称は「中広核集団」、英語の名称は“China General Nuclear Power Group”に確定した。また、中広核集団は新しいブランドイメージも発表した。「自然をうまく活用するエネルギー」が中広核集団の新しいブランドスローガンになる。

　4月30日時点で中広核集団の運転中の原子力発電設備容量は721万kWになり、全国の原子力発電設備容量の約53％を占める。建設中の原子炉は15基で、設備容量は1,775万kWになり、全国の約56％、世界の建設中の原子力発電設備容量の約4分の1を占め、世界第1位である。また、中広核集団の運転中の風力発電設備容量は329万kW、太陽光発電設備容量は29万kW、経営権を有する運転中の水力発電設備容量は147万kWに上る。手中にあるウラン資源埋蔵量は33.8万トンである。中広核集団はその他にも、省エネ、原子力技術の応用、金融や総合サービス等の面でも大きな進展を遂げている。

　（新華網 5月16日）