5月16日に2013年中国エネルギー液化天然ガス大会から得た情報によると、今後20年にわたり、天然ガスは世界で消費の増加が最も速い化石燃料になり、2015年に中国は世界第2位の天然ガス消費国になって、消費量は2,300億m3を超えることになる。また、天然ガスパイプライン網は全国31の省をカバーし、LNG受入能力は4,000万トンを超え、天然ガス総供給量に占めるLNGの比率は23％にまで増える。

　天然ガスはすでにクリーン・エネルギーとして大発展時代に進んでおり、世界のエネルギー構造においてますます重要な役割を担っている。世界のLNGの生産と貿易は日増しに活発になり、世界の石油ガス産業の焦点になっている。今回の大会からの情報によると、2030年まで中国の天然ガス需要は急速な増加が続き、2020年には3,500億m3に達し、2030年には5,000億m3を超えると予想される。大会は、天然ガスを引き続き戦略的プロジェクトとして位置づけ、天然ガスの技術と設備製造のイノベーションを推進し、LNG産業の融合と進歩を加速すべきであると提唱した。

　（中国管道商務網 5月20日）