上海で開催された第7回国際太陽エネルギー産業及びPV事業展覧会（SNEC PV POWER EXPO）において、デュポン社は《持続可能なエネルギーによって中国の発展を推進する》と題する白書を発表し、エネルギー分野において中国が直面する主な課題を提示するとともに、科学イノベーションによって中国のエネルギー使用効率の向上を助け、実行と持続が可能なエネルギーソリューションによって開発を促進しなければならないと指摘した。

　同白書によると、都市化の大きなトレンドは中国のエネルギー産業に極めて大きな影響を及ぼす。IMFの予測では、2050年に中国のGDPは5倍に増えるが、必然的にエネルギー消費の大幅な増加がもたらされ、国際エネルギー市場の構造が改めて形作られる。中国の巨大なエネルギー需要はエネルギー価格を押し上げるとともに、世界のエネルギーの各分野においてイノベーションを推進することになる。

　デュポン大中国エリア総裁の蘇孝世氏は、同社が中国のパートナーと密接に協力し、ソリューションを創造して化石燃料に対する依存を引き下げると同時にエネルギー使用効率を高めると表明した。

　（中国化工報 5月27日）