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【石油・天然ガス】

山西省がシェールガス資源探査に着手 (13/07/30)
2013/8/2
中国【石油・天然ガス】

 山西省石炭地質極、国新能源発展集団、晋煤集団は先般協力協定に調印し、山西省のシェールガス地質調査及び評価を共同で実施することになった。専門家によると。大規模開発が実現すると、エネルギー消費構造と生態環境の改善や二酸化炭素の削減につながる。

 山西省のシェールガス開発には大きな展望が広がっている。2011年以降、山西国新能源と中国石油大学は共同で山西省のシェールガスを対象にパイロット研究事業を進め、山西省内のオルドス盆地と泌水盆地にシェールガス賦存の特徴が備わっていることを発見した。初歩的な試算によると、オルドス盆地のシェールガス資源量は約1.43兆m3、泌水盆地は6,500億m3に上る。これらの地区の頁岩の厚みや脆さ、有機炭素含有量や有機成熟度はいずれも大規模開発条件に合致し、高い開発価値が備わっている。

 今回実施されるシェールガス地質調査及び評価事業では、山西省のシェールガスと砂岩ガスの資源分布並びに賦存状況を全面的に分析し、現地の鉱床条件に適した探査開発方法を研究する。2年内に調査事業を完了して、探査開発技術建議書と産業発展計画を提示し、山西省のシェールガスの商業開発の速やかな実現に向けて基礎を固める。

 (山西日報 7月30日)