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中国
【電力】

都市インフラ建設において電力グリッドのスマート化を推進 (13/09/18)
2013/9/26
中国【電力】

 国務院は《都市インフラ建設の強化に関する指導意見》を公布した。中国は、計画によって誘導すること、民生を優先すること、安全を重視すること、仕組みを刷新すること、そして低公害と高品質を原則として、民生を改善し、都市の安全を確保し、投資牽引効果が顕著な重点エリアを対象に、公共交通、パイプライン網、汚水とゴミ処理やエコロジー公園等の都市インフラの転換とグレードアップを速やかに進め、都市インフラのレベルを全面的に高めることになる。また、意見書は、都市電力グリッドの建設についても政策を打ち出しており、配電網開発を都市と農村の総合計画に盛り込むこと、都市配電網の建設をさらに強化すること、各種電圧クラスの調和の取れた発展を実現することなどを提唱している。

 2015年には全国の中心都市に500kVもしくは330kVの環状電力グリッドの枠組みを基本的に形成し、大部分の都市には220kVもしくは110kVの環状電力グリッドの枠組みを完成させる。また、都市電力グリッドのスマート化を進めて、新エネルギー電力や分散型発電システムの系統連系のニーズを満たすとともに、需要側管理の最適化を進め、電力系統とユーザーのインタラクティブを逐次実現する。電力系統の利用率、安全信頼性水準や電力の質的向上を目標として、都市スマート配電網のキーテクノロジーの研究と実験・実証を一層強化する。

 (中国電力網 9月18日)