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【石油・天然ガス】

佳境に入った海南LNG事業建設 天然ガス不足緩和に期待 (13/10/10)
2013/10/17
中国【石油・天然ガス】

 中海石油海南天然気有限公司からの情報によると、同公司が投資建設を行う海南省重点事業の海南液化天然ガス事業が全面的な建設段階に入っており、今年9月末時点で総作業量の64.62%が完成している。同事業が完成すると、海南にクリーン・エネルギーが絶え間なく送られ、現地のガス不足の現状を有効に緩和することになる。また、海南省のエネルギー構造の最適化やグリーン台頭にとっても重要な作用を発揮するだろう。

 中海石油海南天然気有限公司のLNGターミナル事業はクリーン・エネルギーの輸送を目的としつつ、「ガス化海南」の使命も負っている。2011年8月に着工されたLNGターミナルの建設は順調に進み、すでに全面的な建設段階に入っている。

 海南LNGターミナルは洋浦経済開発区神尖角海岸エリアに位置し、敷地面積57.2ヘクタール、事業総投資額65億元。LNGターミナル工事、港湾工事及びガスパイプライン工事の3つの部分からなり、主にLNGの受入、貯蔵、輸送、ガス化及びパイプライン輸送業務を担う。

 (海南日報 10月10日)