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【原子力】

中国最先端の核燃料要素生産ラインが稼動へ (13/10/24)
2013/10/24
中国【原子力】

 包頭核燃料元件株式有限公司(略称は中核包頭公司)からの情報によると、中国最先端のAP1000原子力発電所用核燃料要素生産ライン建設工事は、現在設備の調整試験が進められており、次の段階の製品鑑定審査に合格すると直ちに正式稼動に入る。

 2011年3月、中核包頭公司と国家核電技術有限公司は《AP1000技術分析ライセンス協議》に調印して、中核包頭公司は中国唯一のAP1000核燃料要素製造技術指定業者になり、可燃吸収体一貫製造やAP1000炉芯関連部品の製造など核燃料要素の国産化の任務を背負うことになった。2012年3月、国家核安全局は中核包頭公司に「AP1000原子力発電所用燃料要素生産ライン建設許可証」を発給した。

 同生産ラインが完成すると、今後一定の間、中国の原子力発電開発に必要な同型の燃料要素のニーズを賄うことになる。

 (包頭晩報 10月24日)