イスラエル・コーポレーション傘下のHelio Focus社は10月29日、内蒙古太清光熱能源有限公司との間で、総額3.4億ドルの200メガワット太陽エネルギー火力発電補助事業に関して協力了解覚書に調印した。同事業は2015年に始動する予定。

　Helio Focus社は2007年に設立され、主にディッシュ型太陽熱発電システムの研究開発を手掛けている。同社の技術水準は世界最先端である。中国の浙江三花集団は2010年にHelio Focus社へ1,050万ドル出資して30％の株式を買収した。これは中国企業がイスラエルの会社に直接投資を行った初めてのケースになった。三花集団は320億元投資して内蒙古アラシャンに三花グリーンソーラーシティの建設を進めており、第1期1MWの実証プロジェクトがすでに完成している。

　（Solarbe PVソーラー網 11月1日）