国家能源局は各省・直轄市の発展改革委員会能源局と新疆生産建設兵団の発展改革委員会に対し《2013年と2014年の太陽光発電建設規模の意見募集に関する書簡》を通達した。今回の通達は、《国務院の太陽光発電産業の健全な発展の促進に関する若干の意見》を具体化するため、太陽光発電の発展目標と任務を明確にし、国内応用市場を速やかに育成し、太陽光発電事業の建設を整然と進め、全国の太陽光発電規模に対して年度毎の管理を適用し、各省の太陽エネルギー資源条件、電力市場や各地区の関連政策措置並びに実際の作業の積極性といった要素を総合的に考慮した上で、2013年度と2014年度の全国の太陽光発電規模について計画案を策定するとともに、各地区のエネルギー部局に対し真摯に研究した上で意見を提出するよう求めている。

　今回の文書には、(1)2013年の太陽光発電運転状況の総括と地上発電所並びに分散型についての説明、(2)現時点まで及び2013年末までの予想される系統連系太陽光発電所投資並びに発電量に基づき助成が適用される分散型太陽光発電事業の情報、(3)現時点までに稼動したもの及び2013年末までの投資が予想される系統連系「金太陽」「光電建築一体化」プロジェクトの情報などの内容が盛り込まれている。

　（世紀新能源網 11月4日）