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【石炭】

石炭企業15社が民営石炭銀行の設立を計画 (13/11/22)
2013/11/28
中国【石炭】

 石炭企業15社の共同発起による中国石炭銀行が銀行業監督管理委員会に民営銀行の認可を申請した。

 「中国石炭銀行」のオフィシャルサイト(www.meitanbank.com)によると、石炭銀行に参加している大手石炭企業は15社。晋煤集団、同煤集団など山西省の大手石炭企業12社に加え、義馬煤業集団など河南省の石炭企業2社と黒龍江省の龍煤控股集団も参加している。これら大手石炭企業は金●投資集団と基本戦略協力で合意したとのこと。

 試験運営中のオフィシャルサイトによると、「中国石炭銀行は目下国務院、銀行業監督管理委員会並びに関係監督管理部局に認可を申請している」。

 中国石炭銀行によると、石炭銀行の設立は石炭企業や石炭化学企業のニーズと呼び声に応えたものである。石炭銀行は開放式基金管理モデルに従って開放式株式管理システムを適用し、条件に適合した石炭関連企業であれば中国石炭銀行への資本参加を申請出来る。持ち株比率は出資額と担保資源に基づき配分される。出資企業は大小に関わらず、均等の金融権を有する。

 中国石炭銀行は未だ認可されていないが、オフィシャルサイトには預入や融資等の業務細則が記載されている。預入の下限は50万元、上限はない。預入期限は1年、3年、5年及び10年のみ。石炭銀行は石炭埋蔵量を担保とし、石炭銀行に預入を行うと、自動的に市価に対応する石炭商品の担保を得られる。例えば、100万元の現金を預け入れると、自動的に100万元の石炭商品担保を獲得する。一般炭の市価をトン当たり500元として計算すると、100万元の預入で2,000トンの一般炭の商品担保を獲得することが出来る。

 但し、設立当初は、融資対象は石炭化学産業チェーンの企業に限る。貸付金の利率は商業銀行よりも低い。

 (南方日報 11月22日)

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