中国煤炭工業協会の梁嘉●副会長は、11月24日に開かれた《中国石炭工業発展研究報告》発表会において、2020年に中国の石炭消費量は約48億トンに達するとの予想を示した。石炭産業の発展にはチャンスとチャレンジが併存し、依然として大きな展望が広がっている。

　梁副会長は、石炭は中国の主体的エネルギーであるとともに重要な工業用原料であり、中国の一次エネルギー消費構造において依然60％以上の比率を占め、石炭産業には依然として比較的大きい発展の余地があると述べた。

　近年、中国の石炭産業は構造調整が急速に進み、産業の様相には巨大な変化が生じている。梁副会長によると、全国の石炭生産量は2005年の23.5億トンから2012年には36.5億トンに増え、年平均1.9億トン増加した。一方、炭鉱数は2005年の2.48万ヵ所から2012年には1.4万ヵ所に減少し、1ヵ所当たりの生産規模は9万トンから26万トンに増えた。

　（金融時報 11月25日）

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