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【原子力】

遼寧省紅沿河原子力発電所2号機が系統連系開始 (13/11/25)
2013/11/25
中国【原子力】

 遼寧省紅沿河原子力発電所第1期2号機が11月23日、正式に系統連系発電を開始した。紅沿河原子力発電所では今年6月6日の1号機の商業運転開始に続いて、2号機も商業運短を開始し、2基のユニットが遼寧省の電力供給構造の最適化、省エネ・排出削減の促進や環境改善に前向きの作用を発揮することになる。

 紅沿河原子力発電所2号機は自主ブランドの中国改良型加圧水型炉原子力発電技術CPR1000を採用し、2008年3月に着工された。同発電所は中国東北地区では初めての大型商用原子力発電所であり、100万kWクラスの加圧水型炉6基を建設する計画である。うち第1期では118.8万kW加圧水型炉4基が建設される。この事業は中国広核集団公司45%、中国電力投資集団公司45%、大連市建設投資集団公司10%の共同出資により建設される。

 1号機は商業運転開始以来安定運転を維持し、系統連系電力量は累計48億kWhに達している。3号機と4号機の建設も着実に推進され、2015年に全て完成する計画。

 (人民網 11月25日)